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スピーカー

小島大周

略歴

小島大周 (@Daishu)

Lead QA エンジニア / AI x QA 推進

株式会社メドレー 医療プラットフォーム本部 プラットフォーム開発室 QA グループ 所属

第三者検証会社を経て、2022 年に株式会社メドレーへ。医療系 SaaS「CLINICS」のインプロセス QA を通じてプロダクトに直接コミットしてきた。現在は AI を取り入れ、AI x QA ナレッジ基盤「qa-knowledge」の全社展開と Playwright による E2E Test 運用基盤の構築を通じて、主戦場を「品質ハーネスの設計・運用」といった横断的な活動に広げている。Zenn や各種勉強会で AI×QA をテーマで発信。STAC2025、JaSST’26 Tohoku ほか登壇。MagicPod Blog Award 2024・2025 連続最優秀賞、ZennFes 2025 優秀賞。趣味は愛犬のお世話と子供と遊ぶこと。

プレゼンテーションについて

E2E Test というハーネス — AI 時代の自動テスト民主化

AI が開発を加速する時代、その産物が正しく動くかを確かめる自動テストは、品質を支えるハーネスとして価値を増しています。なかでも E2E Test は、ユーザーが実際に触る画面を丸ごと検証できる自動テストです。Unit Test や Component Test が担保する範囲を前提に、何を E2E Test に積むか。その振り分けが、品質と速さを両立させる肝です。E2E Test は暗黙知に依存しがちで、私たちも QA チームに閉じた運用が続き、開発が速くなるほど追いつかなくなっていました。そこで、自動テスト全体のバランスを考えながら QA も開発者もみんなで E2E Test を書く体制へ移してきました。その結果、開発者が自分の機能の E2E Test をリリースまでに書いて通す文化が育ってきました。鍵は、実装規約を AI が読める形に明文化したことです。この規約は、AI のガードレール・開発者のオンボーディング・レビューの基準を一度に担います。さらに気づきを規約へ書き戻すことで、基盤全体に効くループが回ります。E2E Test を「人の習熟」ではなく「ワークフロー」に持たせ、人にも AI にも自動テストを民主化する。その実践を、現場の手応えとともにお話しします。